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第2回 無限Rehabilitation ZERO 胸郭コースセミナーpartⅡ終了

第2回 無限Rehabilitation ZERO 胸郭コースセミナーpartⅡ終了

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皆さんお疲れ様です。
8月26日に、福岡志恩病院リハビリテーション室にて、第2回無限Rehabilitation ZERO workshop 胸郭コースセミナーpartⅡ:運動検査編を開催致しました


partⅡではpartⅠ受講者を対象に、北九州リハビリテーション学院の野口敦先生にご教授して頂きました
work shop当日は、無限リハスタッフよりも野口先生が会場に1番乗りしてしまうというハプニングから始まったせいか、朝からバタバタしてしまい、野口先生には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした

野口先生曰く、参加して頂いた新田原聖母病院の佐野村君と峯君が、きちんと開始時間を教えてくれなかったことが原因だとおっしゃっていましたが・・・


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今回は運動検査編ということで、胸郭の動きが姿勢に及ぼす影響や徒手的運動検査、荷重伝達テストなど、午前中から実技を中心に講義を進めて頂きました

前回の復習で身体重心位置、胸郭アライメント、ジンク・パターンなどの話があり、胸郭の動きを全体的に捉えるということで、先生のスライドを交えながら実技を行いました

最初に、平行四辺形型の動きと台形型の動きを観察し、胸椎のスライド(ずれ)の動きが問題なのか、回転する動きが問題なのかを評価しました


講義開始後、私が野口先生に呼ばれて、受講者の前でデモを行うことになってしまいました

いきなりの出番に緊張してしまい、胸郭の動きがガチガチになったため、皆様には分かりにくいデモとなってしまいました
※野口先生がおっしゃっていたように、私が太っていたのが本当の原因かもしれませんが・・・


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胸郭は、理想的には1つずつバラバラに動かすことができた方がよいということは前回の講義で伺っていましたが、実際に上肢のセカンド・ポジションにて内旋・外旋をしながら行うと、意外と難しいことに気付かされました

胸郭は構造的には安定しており、機能的には可動性が必要な部分でありますが、インスタビリティになると機能的に固定性に働くようになり、胸郭全体を固めてしまう傾向にあります

そのため、上記の写真のような動きを行った場合、上肢を外旋した側に胸郭はシフトし、下肢の外旋と足部の回外が生じます。逆に、上肢を内旋させている側は骨盤帯がシフトし、下肢の内旋と足部の回内が生じます


写真の私は上肢を外旋した側の体幹が回旋しているため、胸郭の動きが固く、固定性に働いていることがお分かりかと思います


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受講者の皆さんも、ペアになった方の胸郭の動きをチェック
写真に写っているのは、wisteriaの中野さんかな
今回のセミナーにも参加して頂き、有り難うございます


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次に、坐圧中心の移動と体幹の運動連鎖について、動きをチェックしました

上部体幹の回旋運動方法違いによって坐圧中心が変化すると野口先生はおっしゃっていました。
例えば、体幹を左回旋する場合、左の坐骨結節に重心を乗せるようにして左回旋すると右の坐骨結節側が前方に大きく移動するため、上部体幹が前方に移動しながら回旋運動が起こりますし、右の坐骨結節に重心を乗せるようにして左回旋すると、左の坐骨結節が後方に大きく移動するため、上部体幹が後方に移動しながら回旋運動が起こります

野口先生の見解では、体幹の回旋運動軸は2軸が理想的で、両坐骨結節を軸にして回旋運動を行うと、きれいに回ることができるのではないかとのことでした


私も実際にしてみましたが、両坐骨結節に重心を乗せて体幹の回旋運動を行うと、きれいに回ることができたため納得しましたが、受講者の皆さんはどのように感じましたか


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上部体幹の回旋運動を観察する際は、座位で行う方法が1番良いということでした
座位だと骨盤が固定され、上部体幹の動きが観察し易いとのことでした


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また、背臥位でも体幹の回旋運動の評価を行い、回旋運動に伴う運動連鎖のパターンをチェックしました

動きがgoodの場合は、両膝のラインと両下腿部の中央部のラインが垂直に移動します。回旋した側の下肢は伸展・外転が生じ、対側下肢は屈曲・内転が生じ、力の伝達が上手くいっていることが分かるそうです
動きがbadの場合は、両膝のラインに対して両下腿部の中央部のラインが垂直ではなく、腰部や骨盤が浮いたり、動きのパターンが逆になったりするそうです
皆さんもチェックしてみて下さいね


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胸郭の動きを全体的に捉えた後は、自動運動テストにて胸椎の疼痛パターン、屈曲・伸展・側屈回旋運動時の椎間関節や肋横突関節、上位椎体と下位椎体での動きの違いについて講義して頂きました

この項目では、各椎体間のすべり運動や肋骨の回旋、頭部・頚部の動きなどを同時にチェックしていくため、個人的には難しい項目でした

色々な関節がそれぞれ違う動きをすることを理解しながら、胸椎や腰椎の動きの減少、肩甲骨の過剰な動きなどをチェックするには、機能解剖学や運動学が理解できていないと難しいと思います


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特に、回旋運動では右回旋した場合、右肋骨の後方回旋と前内側移動、左肋骨の前方回旋と後外側移動及び上位椎体の左への並進運動が生じているそうです。そのため、回旋した側に肋骨は挙がるということでした

このような動きのことを、野口先生は Rotation Dance とおっしゃっていました。


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新田原聖母病院の佐野村君の体幹の回旋を撮らせて頂きました
皆さんはどちら側の回旋の、どの部分に異常所見があるのか分かりましたか

ちなみに、側屈と回旋で同じ方向に制限がある場合は椎間関節の障害を疑い、違う方向に制限がある場合は肋骨の障害を疑うそうです


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午後からは、徒手的運動検査を中心に講義して頂きました
私も腰部・骨盤帯のコースセミナーで使っているPPIVMs・PAIVMsや、Zygapophyseal joint、Costotransverse jointという手技にて、胸椎・肋骨に対して検査を行いました

この検査は、各椎体や肋骨の一対一対を確実に触診できないと実施できませんし、上位と下位で椎体の傾斜や肋椎関節の動きが違うため、受講生の皆さんも苦労している様子でした


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無限リハスタッフも困惑する中、野口先生の配慮でイメージがつきやすいように、体表に椎体の絵を書いて頂き、動かすところを見せて頂きました

私も臨床で触っているのですが、野口先生の素早くかつ確実な触診や椎体操作を目の当たりにして、まだまだ未熟で技量の無さを痛感させられました

この項目の講義では、特に多くの時間を費やして頂き、受講者一人一人にご指導にあたって頂きました


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今回も研修会の会場を提供して頂いた福岡志恩病院の先生方も、野口先生から指導を受けていらっしゃいました
毎回、会場設営や運営のお手伝いをして頂き、本当に有り難うございます


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野中代表&川波さんも受講生に混じって練習中


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私と事務局スタッフの平田は、野口先生の腰部・骨盤帯コースセミナーのアシスタントとしてもお手伝いさせて頂いています。

決して遊んでいるわけではありませんよ
受講生の皆さんのお手伝いをしているつもりです(笑)


野口先生には、今回も御多忙中だったにも関わらず、胸郭コースセミナーpartⅡを御教授頂き、本当に有り難うございました

私自身もまだまだ十分に理解しきれていませんが、しっかりと復習して臨床で評価できるようにしていきたいと思います


次回は10月21日に、徒手療法・運動療法編を御教授して頂くことになっております。

野口先生、partⅢも宜しくお願い致します


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講義終了後、野中代表の FD2 Type-Rと一緒に写真撮影しました

こうやってType-R同士で写真を撮るのが、チョッピリ夢でした
野中代表、今後とも、理学療法・作業療法及びFD2 Type-Rの無限の可能性を一緒に探求していきましょう



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